現在のNL MVPレースは、シーズン後半に入って俄然白熱している。
特に注目すべきは「二刀流の強みを武器にする大谷翔平」と「パワー型打者の頂点を極めるシュワーバー」。
ここでは最新スタッツや近年重視されている高度な指標、オッズ、歴史的背景から、どちらに軍配が上がるのかを精査する。
目次
大谷翔平の成績と指標
- 2025年打撃成績:打率 .284、41本塁打、77打点、17盗塁、OPS 1.008
The Good Phight+8bleachernation.com+8CBSSports.com+8MLB.com+2ESPN.com+2 - 投手としての貢献:8試合19イニング、ERA 2.37、25奪三振、WHIP 1.11 MLB.com
- キャリア通算1,000安打達成:440フィート(約134 m)のホームランで達成 MLB.com+15Reuters+15baseballsavant.com+15
- MVPオッズ:依然圧倒的な本命。-6000〜-20000あたりで各所トップ。
baseballsavant.com+15ESPN.com+15ニューヨーク・ポスト+15
総評:オオタニの打撃力は突出しており、投手としての貢献を合わせれば“二刀流の価値”で他の追随を許さない。
カイル・シュワーバーの戦績と指標
- 打撃成績:打率 .256/出塁率 .379/長打率 .585、40本塁打、MLBトップの94打点。
CBSSports.com+1 - WAR比較:FanGraphsで3.9 WAR(NL8位タイ)だが、Ohtaniの打撃WAR 5.1と比べてやや劣る。
OnPattison+2Reddit+2 - チーム内評価:「Heart and Hustle Award」3年連続受賞、クラッチな存在感を実証。
The Liberty Line - オッズの伸び:+300まで大きく縮まり、Ohtani(-400)に迫る勢いではある。
ESPN.com+15MLB.com+15ニューヨーク・ポスト+15
総評:純粋にチームに対しての打撃での貢献での価値は圧倒的。特に「DHでここまで打撃を突き詰める」型は珍しく、歴史的価値を訴えられる。

シュワーバーがDHで頭角を現してるのが不運ではあるよね。去年大谷に対してDHがMVPは疑問、みたいな声があっただけに…



それで本人がピッチャー+ホームラン王やりかけてるからな…。頭おかしなるで
最新対決比較表
指標 | オオタニ | シュワーバー |
---|---|---|
打率/本塁打/打点 | .284 / 41本 / 77打点 | .256 / 40本 / 94打点 |
OPS | 1.008 | 約.964 |
投手貢献 | ERA 2.37、19イニング投打 | なし |
WAR(打撃または総合) | 5.1 | 3.9 |
MVPオッズ | –400〜–6000(強力本命) | +300(急浮上中) |
総合評価:勝者はどっち?
- 大谷翔平は「打撃+投手の両面での価値」と相変わらず非現実的なパフォーマンスで、やはりまだ一歩先行。
- シュワーバーは「純粋な打撃でチーム上位浮上に貢献した」という点で、指標・オッズともに存在感を強めている。
どちらがMVPに値するかは「投打複合」か「打撃特化」の評価軸に依存する。現時点ではオオタニがリードしているものの、このままシュワーバーが衰えず追い上げを続ければ、投票者の心理が揺らぎ始める状況だ。
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