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フィリーズの絶対的守護神ジョアン・デュラン負傷:ナショナルズ戦で打球直撃を受けカートで退場

Jhoan Duran (ジョアン・デュラン) はフィラデルフィア・フィリーズに移籍して以来、圧倒的なパフォーマンスを見せてきたが、思わぬアクシデントに見舞われた。

ワシントン・ナショナルズ戦において、デュランは打者の放った強烈な打球(comebacker)を直撃。その場で動けなくなり、カートに乗せられてフィールドを後にした。

詳細な診断結果はまだ明らかにされていないが、チームにとって極めて大きな痛手となる可能性がある。

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フィリーズ加入後わずか2週間だが圧倒的な投球内容を見せていた

Jhoan Duran (ジョアン・デュラン) 27歳のメジャー屈指の剛腕は7月31日のトレード・デッドライン前に Minnesota Twins (ミネソタ・ツインズ) からフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した。

加入後のわずか2週間で、デュランはすでにその存在感を示している。ここまでフィリーズでの登板は4イニング無失点、4奪三振と完璧な内容を披露し、クローザーとしての安定感を印象づけてきた。

今季トータルの成績

シーズン全体では、デュランは 防御率1.86 をマーク。53回1/3イニングで20セーブを記録しており、まさにリーグを代表するリリーバーの一人として躍動していた。

特に剛速球を軸としたスタイルで相手打者を圧倒できるフィリーズにとって貴重な戦力補強であっただけに、今回の負傷がどれだけ影響を及ぼすかは注目される。

フィリーズは有望株を放出してデュランを獲得

フィラデルフィア・フィリーズは Eduardo Tait (エドゥアルド・テイト) 捕手有望株と、右腕の Mick Abel (ミック・エイベル) を放出して、Jhoan Duran (ジョアン・デュラン) を獲得した。リリーフ投手に対して高い代償であったことは間違いない。

それでもデュランは球界屈指の救援投手であり、さらに2026年と2027年は年俸調停権を有するため、短期的な「レンタル」ではない。長期的に保有できる点はフィリーズにとって極めて大きい意味を持つ。

デュラン離脱はブルペンに大打撃

シーズンを通してリリーフ陣に課題を抱えてきたフィリーズにとって、デュランの離脱は壊滅的な痛手となるのは言うまでもない。特に9回を担うクローザーの問題を抱えていただけに、デュランの存在は不可欠だった。

ベテラン右腕の David Robertson (デービッド・ロバートソン) は先月チームと契約し、今週アクティブ・ロスターに加わったばかり。もしデュランが離脱する場合、ロバートソンが代役のクローザー候補となる可能性がある。

チーム状況と順位

金曜日での勝利で、フィリーズの成績は 70勝52敗 となった。
現在ナ・リーグ東地区で 2位に6ゲーム差で首位をキープしており、ポストシーズンに向けた大きな優位を築いている。

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