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Cal Raleigh (カル・ローリー) がサルバドール・ペレスの記録を更新 ― 捕手としてのシーズン最多本塁打を樹立!

日曜日に行われたオークランド・アスレチックス戦で、シアトル・マリナーズの捕手 Cal Raleigh (カル・ローリー) が序盤に2本塁打を放ち、シーズン第48号と49号をマーク。これにより、捕手としてのシーズン最多本塁打記録を塗り替える歴史的快挙を成し遂げた。

ローリーはすでに今季、飛躍的なシーズンを送っていたが、今回の一戦でその年が歴史的なものとなった。日曜日のアスレチックス戦を11-4で制したマリナーズの勝利の中で、ローリーはまず1回に48号2ランを放ち、既存の記録に並んだ。さらに続く2回には第49号を放ち、2021年にロイヤルズのスター Salvador Perez (サルバドール・ペレス) が樹立した記録を上回った。

ペレスは2021年に48本塁打を放ち、かつて Johnny Bench (ジョニー・ベンチ) が保持していた捕手としての最多本塁打記録を更新した。その記録はわずか4年間しか保たれなかったが、ローリーが日曜日にそれを破り、新たな歴史を刻んだ。

カル・ローリーのこの試合最初の本塁打は、シアトル・マリナーズに早くも2-0のリードを与えた。
打球は 453フィート(約138メートル) 飛び、彼自身と Randy Arozarena (ランディ・アロザレーナ) を本塁へ迎え入れた。

そして2回、再び魅せた。ローリーは左中間へ深々と運ぶ2ランを放ち、再びアロザレーナとともに本塁へ帰還。これでシアトルは5-1とリードを広げた。

再びダイヤモンドを一周したローリーを、ファンとチームメイトはスタンディングオベーションで迎えた。捕手ローリーは一度ダグアウトへ下がったが、再び姿を現し、観客へヘルメットを掲げて応えた。

今季前半戦の時点で、ローリーが歴史に迫ることは必然のように思われていた。オールスター前までに驚異の 38本塁打 を放ち、自身のキャリアハイを大幅に更新したのである。両打ちのローリーはこれまでも長打力を誇ってきたが、2025年はその能力をまったく新たな次元へ引き上げた。

この活躍により、ローリーは初のオールスター出場を果たし、さらに2025年のホームランダービーにも出場。そして見事優勝を飾った。

現在、彼は単独で捕手のシーズン本塁打記録の頂点に立っている。そのランキングには歴代の名捕手が名を連ねている。以下が捕手によるシーズン本塁打トップ5だ。

順位選手年度・球団本塁打数
1位タイCal Raleigh (カル・ローリー)2025 Seattle Mariners48
1位タイSalvador Perez (サルバドール・ペレス)2021 Kansas City Royals48
3位Johnny Bench (ジョニー・ベンチ)1970 Cincinnati Reds45
4位Javy Lopez (ハビ・ロペス)2003 Atlanta Braves43
5位タイTodd Hundley (トッド・ハンドリー)1996 New York Mets41
5位タイRoy Campanella (ロイ・キャンパネラ)1953 Los Angeles Dodgers41

Cal Raleigh (カル・ローリー) と Salvador Perez (サルバドール・ペレス) の両者が記録更新に迫ることができた背景には、「捕手でない日には指名打者として出場できる」点がある。捕手というポジションは休養日が多く与えられるのが一般的だが、両者はチームの打線に欠かせない存在であるため、毎試合のように打席に立ち続けた。極端な起用法の中でも結果を残してきたこと自体が、ペレスとローリー双方の価値を示している。

もっとも、ペレスが2021年に達成した記録的なシーズンも十分に驚異的だったが、2025年のローリーはさらに上を行く可能性がある。ペレスは2021年シーズンを fWAR 2.7 で終えたが、その多くは打撃に依存した数値だった。守備指標においてはペレスは高く評価されない傾向があり、それが総合的なWARを押し下げていた。

一方でローリーは事情が異なる。野球界で最も優れた守備捕手の一人と広く見なされており、2025年は8月中旬の時点ですでに fWAR 7 に到達している。シーズン終盤も安定した活躍を続ければ、「捕手による歴代最高級のシーズン成績」として記録に残る可能性がある。

その場合、シーズン終了後には個人タイトルの獲得も現実味を帯びるだろう。2021年のペレスは圧巻のシーズンを送りながらもMVP投票では7位にとどまった。しかしローリーは2025年、ア・リーグのMVP投票で2位以下に沈む可能性は低く、むしろ Aaron Judge (アーロン・ジャッジ) との競り合い次第では最優秀選手賞を獲得する強力な候補となっている。

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