37-year-old Aroldis Chapman is still throwing GAS 🔥
— MLB (@MLB) July 31, 2025
Here are his top 5 fastest-thrown strikeouts this season:
102.4 MPH
102.1 MPH
102 MPH
101.9 MPH
101.8 MPH
(MLB x @TMobile) pic.twitter.com/SoKzyMzDZU
Boston Red Sox のクローザー Aroldis Chapman (アロルディス・チャップマン) にとって、9回のマウンドを支配することは難しいことではないのかもしれない。
2012年から2021年にかけて、チャップマンは野球界屈指のクローザーとして君臨し、その間に7度のオールスター出場を果たし、10シーズン中8シーズンで30セーブ以上を記録した。この期間、通算 540回1/3 を投げ、防御率 2.25、WHIP 1.023 をマーク。305セーブを積み上げ、奪三振は912に達した。
もっとも、2022年から2024年にかけては守護神の座から降り、堅実なセットアッパーとしての役割に落ち着いた。2023年にはテキサス・レンジャーズでワールドシリーズ制覇を経験したが、そこに至るまでに4球団を渡り歩いた。そして今季、チャップマンはレッドソックスと 1年契約・1075万ドル(約16億円) でサインした。
当初ボストンではセットアッパーを務めると見られていたチャップマンだが、ブルペンの故障者続出によりクローザーに配置転換された。すると彼はキャリア最高とも言えるシーズンを展開している。
ここまで 50回 を投げ、防御率 1.08、WHIP 0.700。奪三振71、与四球14、そして24セーブと圧倒的な内容を残している。

37歳を迎えた今も、その投球はシーズンが進むにつれてむしろ向上している。直近 30試合・27回 では被安打6・与四球6でわずか2失点(自責1)のみ。
奪三振は40を数え、7月23日以降は無失点を継続中だ。この快投はレッドソックスを 71勝59敗 に押し上げ、ア・リーグのワイルドカード首位へ導いている。

37歳て…



2年くらい前にチャップマンついに衰えたと思ってた自分を殴りたい…
さらにチャップマンには衰えの兆しすら見えない。シンカーの平均球速は 98.6マイル(約159km/h)、フォーシームは 99.7マイル(約160km/h) を維持し、依然として三桁(100マイル=約161km/h)をコンスタントに計測している。
ポストシーズン進出争いが激化する中、チャップマンは全盛期の支配力を取り戻したかのように投げ込み、10月以降の戦いに十分すぎる戦力であることを証明している。
チャップマンの復活には、メカニクスの安定化とコンディショニングの徹底も大きく寄与していると見られている。
かつて制球難が課題とされたが、今季はフォームの再現性が高まり、無駄な四球を出さずに三振を積み重ねていることが際立つ。平均球速が依然として高水準にある一方で、無理のないリリースによってボールの質も向上している。
チャップマンが100マイル(約161 km/h)級の速球を今なお投げ続けているのには、明確な理由がある。
本人も力の源として語っているように、彼は自身の体と腕を「金にも代えがたいもの」として大切に扱ってきた。怪我でIL(故障者リスト)に入ったのは通算でもわずか3回だけで、どれも長期離脱には至っていない。
若手の追い上げが激しい近年でも、2020年以降に若手投手たちが100マイル以上の速球を投げる姿が増える中、チャップマンは依然として「コンスタントに100マイル級を投げ続けるレジェンド」としての地位を保持し続けている。
彼自身がMLB公式に語った部分を抜粋する。
“I take pride in taking care of my body, taking care of my arm… when I’m on the mound, I try not to take my arm to the limit.”
(自分の体と腕を大切にし、それを誇りに思っている。マウンドに立つときは腕を限界まで使わないよう心掛けている)
このようなコンディショニングとフォームの安定性、さらには意識的な制御力の向上が、年齢を重ねたベテランながらなお100マイルを連発できる秘密といえる。
また、ベテラン左腕の存在は若い投手陣にも好影響を与えている。
ブルペン陣の中心として後輩投手に安定感を示す姿勢は、チーム全体の士気を押し上げていると言える。
レッドソックスは打線の波が大きいチームではあるが、終盤を任せられる絶対的守護神を得たことで、接戦を勝ち切る力が格段に増した。
もしこの状態を10月まで維持できれば、チャップマンは再びポストシーズンの舞台で注目の的となるだろう。
全盛期を思わせる剛速球と進化した投球術を武器に、レッドソックスのクローザーとして「勝利の方程式」を確立できるかが、ワールドシリーズ進出へのカギとなる。
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